足立区で外壁塗装を検討していると、「助成金は使える?」「単体の塗装でも対象になる?」と気になる方も多いでしょう。

結論から言うと、外壁塗装「単体」で使える助成金は限られています。ただし、条件次第で活用できる制度や、費用を抑える現実的な方法は存在します。

本記事では、足立区における助成金の最新状況と、自己負担を減らすための具体策をわかりやすく解説します。

足立区で外壁塗装「単体」に使える助成金はある?

足立区では外壁塗装「単体」で使える助成金は原則ありません。多くの制度は、省エネ・耐震・バリアフリーなど性能向上を目的とした工事が前提です。そのため、外壁塗装だけでは対象外になるケースがほとんどです。

ただし、断熱改修や耐震工事とセットの場合であれば、外壁塗装工事にも助成金を活用できる場合があります。まずは、単体で使えるのか、セット工事が必要なのかを切り分けて確認することが重要です。

足立区で外壁塗装に関連して使える可能性のある制度一覧

足立区では外壁塗装単体を対象とした助成金は原則ありません。ただし、省エネ改修や耐震改修などと組み合わせることで活用できる制度があります。ここでは、外壁塗装と関連性のある制度を整理します。

現在は受付終了している制度も多いものの、年度切替で再開する可能性があるため、最新情報の確認は欠かせません。

※2026年2月時点の情報です

①省エネリフォーム補助金

住宅の省エネルギー化を目的とした改修に対する補助制度です。遮熱塗装は戸建住宅に限り対象となる場合があります。

助成金額

  • 補助対象経費(税抜)の3分の1(上限5万円)

対象

  • 遮熱塗装、断熱窓、断熱材設置など

主な条件

  • 工事着工前の申請が必須(足場設置で着工扱い)
  • 区内在住かつ自己居住住宅
  • 区内業者による施工
  • 税抜5万円以上の工事 など

※令和7年度の受付は終了。次年度以降の情報を確認してください。

※参照:省エネリフォーム補助金

②住宅改良助成制度

高齢者等が安心して暮らせる住環境整備を目的とした助成制度です。外壁塗装そのものは対象外ですが、住宅改修と併せて検討されることがあります。

助成金額

  • 対象工事費(税抜)の20%(上限30万円)

対象

  • 段差解消、手すり設置、換気設備設置など

主な条件

  • 内定通知前の契約・着工は対象外
  • 自己居住住宅が対象
  • 税金滞納がないこと など

※令和7年度の受付は終了。次年度以降の情報を確認してください。

※参照:住宅改良助成制度

③非木造住宅等への耐震改修工事等助成

耐震性能向上を目的とした改修・建替え・除却工事への助成制度です。耐震改修と同時に外壁工事を行うケースで検討対象になります。

助成金額

  • 戸建住宅:工事費の9割(上限200万円)
  • 共同住宅:工事費の5割(上限3000万円)

対象

  • 非木造住宅(RC造・鉄骨造など)の耐震改修等

主な条件

  • 契約前の事前申請必須
  • 耐震診断等の実施が前提
  • 建築基準法違反がないこと など

※参照:非木造住宅等への耐震改修工事等助成

④子育てグリーン住宅支援事業【全国】

子育て世帯や若者夫婦世帯を対象とした全国の省エネ改修支援制度です。断熱改修を含むリフォームと組み合わせることで、外壁塗装も対象になる可能性があります。

助成金額

  • 上限60万円(補助額合計が5万円以上で申請可)

対象

  • 断熱改修を含むリフォーム工事(外壁・屋根の断熱塗装、高断熱窓設置など)

主な条件

  • グリーン住宅支援事業者との契約
  • 住宅所有者であること
  • 必須工事(断熱改修など)を2つ以上実施
  • 補助額合計が5万円以上 など

※令和7年度の受付は終了。次年度以降の情報を確認してください。

※参照:子育てグリーン住宅支援事業

⑤長期優良住宅化リフォーム推進事業【全国】

既存住宅の性能向上を目的とした国の支援制度です。断熱性や耐震性の向上を伴う改修と合わせて外壁工事を行う場合、補助対象となるケースがあります。

助成金額

  • 補助率:工事費の1/3
  • 上限:80〜160万円/戸(条件により最大210万円)

対象

  • 戸建て・共同住宅の性能向上リフォーム

主な条件

  • 性能向上(断熱・耐震など)を伴う工事であること
  • 国の基準を満たす設計・施工であること
  • 事前申請が必要

※令和7年度の受付は終了。次年度以降の情報を確認してください。

※参照:長期優良住宅化リフォーム推進事業

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足立区で助成金を活用した場合の外壁塗装の自己負担額

助成金を活用できた場合、実際にどの程度負担が軽くなるのかを具体的に見てみましょう。ここでは一般的な相場をもとに、30坪・40坪の一軒家を想定したシミュレーションを紹介します。

30坪住宅の場合

30坪の一軒家の外壁塗装費用は、おおよそ80万〜100万円が相場です。

仮に10万円の補助金が利用できた場合、自己負担額は70万〜90万円程度になります。20万円の補助であれば、実質60万〜80万円程度まで下がります。

つまり、補助額にもよりますが、総額の約1〜2割が軽減されるイメージで考えておくと良いでしょう。

40坪住宅の場合

40坪の一軒家では、外壁塗装の相場は100万〜130万円前後になります。

ここで15万円の補助金を活用できた場合、自己負担は85万〜115万円程度に抑えられます。20万円の補助であれば、80万〜110万円程度が目安です。

補助金が使えたとしても、外壁塗装の費用を大幅に抑えられるわけではありませんが、数十万円単位での負担軽減につながる可能性があります。最終的な負担額は、工事内容や補助条件によって変わるため、見積もりと制度要件をあわせて確認することが重要です。

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助成金なしで足立区で外壁塗装費用を抑える方法

足立区では外壁塗装単体で使える助成金が限られているため、現実的な節約方法を知っておくことが重要です。ここでは、助成金に頼らなくても費用を抑えられる具体策を紹介します。

相見積もりで適正価格を知る

もっとも確実な方法は、複数社から見積もりを取ることです。同じ30坪の住宅でも、総額で10万〜30万円以上差が出ることもあります。単に価格だけでなく、工程内容や塗料グレード、保証期間まで比較することで、本当に妥当な金額が見えてきます。

屋根塗装と同時施工する

外壁塗装では足場代が15万〜25万円ほどかかるのが一般的です。屋根塗装も同時に行えば、足場を一度で済ませられるため、トータルコストを抑えやすくなります。足立区は戸建て住宅エリアも多く、屋根と外壁を同時にメンテナンスするケースと相性が良い地域です。

繁忙期を避けて施工する

春や秋は依頼が集中しやすく、価格交渉が難しい傾向があります。一方、梅雨前後や真冬は比較的依頼が落ち着くため、条件面で柔軟に対応してもらえる可能性があります。急ぎでなければ、タイミングを見て依頼するのも一つの方法です。

火災保険を確認する

台風や強風、雹などの自然災害による破損がある場合、火災保険で補修費用の一部がカバーできることがあります。経年劣化は対象外ですが、屋根の破損や外壁のひび割れが災害起因であれば、申請できる可能性があります。塗装前に一度確認しておくと安心です。

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【FAQ】足立区の外壁塗装助成金に関するよくある質問

足立区に外壁塗装の助成金はある?

足立区では、外壁塗装「単体」を対象とした助成金は原則としてありません。ただし、省エネ改修や耐震改修など、特定の条件を満たす工事とセットであれば対象になる可能性があります。年度や制度内容によって変わるため、最新情報の確認が重要です。

遮熱塗料なら補助対象になる?

遮熱塗料を使えば自動的に補助対象になるわけではありません。多くの制度では、断熱改修や省エネ性能向上などの必須条件があり、外壁塗装のみでは対象外となるケースがほとんどです。制度の要件を事前に確認しましょう。

東京都の補助金は足立区でも使える?

東京都の省エネ関連補助金などは、足立区内の住宅でも利用できる場合があります。ただし、市区町村制度との併用ができないケースや、対象工事が限定されることもあるため、必ず要件を確認することが必要です。

業者に「助成金が使える」と言われたら?

その場で契約せず、どの制度名なのか、具体的な条件は何かを確認しましょう。制度名が曖昧なまま話が進む場合は注意が必要です。工事前申請が原則のため、着工後では申請できないこともあります。必ず公式情報と照らし合わせて判断することが大切です。

まとめ|足立区の外壁塗装は助成金だけに頼らない

足立区では、外壁塗装「単体」で使える助成金は基本的に限定的です。省エネ改修や耐震改修などと組み合わせることで活用できる制度はありますが、条件や年度ごとの受付状況によって左右されます。

そのため、助成金ありきで計画を立てるのではなく、「今の相場で適正価格かどうか」を見極めることが重要です。本当に大切なのは、工事内容と金額をしっかり比較すること。相見積もりを通じて、内容と価格のバランスが取れた外壁塗装を選びましょう。

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